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訪問看護の面接で事業所に聞いておきたい質問とは?

訪問看護に面接に行くことになったけど、どんなことを聞いておけばいいのだろう?

このように、転職や就職を考えたときに面接先への逆質問について疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

特に訪問看護ステーションは運営している母体が医療機関であったり、株式会社であったりとさまざまです。

また、事業所ごとに特色や仕事の流れも異なります。

自身に合った事業所を選ぶために、面接での逆質問は重要です。

今回は、訪問看護の面接で事業所に聞いておきたい質問について詳しく解説します。

訪問看護ステーションへの転職や就職を検討している看護師さんや療法士さんは、ぜひ参考にしてください。

 

 

訪問看護の面接で事業所に聞いておきたい質問とは?

訪問看護ステーションは年々増加傾向にあり、働き方も多様化しています。

働き手である看護師さんや療法士さんも、子育て世代から介護を担う世代まで広い年齢層であり、働く際に重要視するポイントも異なります。

訪問看護のいいところは、働き手の生活状況に合わせて働き方を柔軟に工夫できる点です。

週に数時間働きたい方から、しっかりと収入を確保したいと考えている方まで、自身に合った働き方が実現できます。

自身の希望する条件に合った訪問看護ステーションを選ぶために、面接では以下の内容について確認しておきましょう。

 

  • 勤務時間について
  • オンコールについて
  • 休日出勤の有無について
  • 訪問時の移動について
  • 利用者さんの担当制度について
  • 給与や手当について
  • 貸与物品について

 

では、どのような内容を確認しておけばいいのか具体的に解説します。

 

勤務時間について

常勤で働く場合には、事業所の営業時間が勤務時間になることが多いです。

非常勤での勤務を希望する場合には勤務時間や勤務日を確認しておきましょう。

事業所によっては働く曜日を固定する場合や、シフト制の場合もあります。

また、残業の状況についても情報収集できると今後実際に働いた際のイメージがつきやすいと思います。

オンコールについて

現在では、全国の訪問看護ステーションの8割以上が24時間対応体制を設けています。

しかし、オンコール体制は事業所により異なります。

例えば、管理者が全てのオンコールを担っている事業所もあれば、スタッフも含め当番制で行っている事業所もあります。

面接を受ける事業所が、そのようなオンコール体制を行っているのか、どのくらいの頻度でオンコール当番を行う必要があるのかは必ず聴取しておく必要があります。

また、事業所によってはオンコール当番の免除が可能な場合もあるため、オンコールが持てないから訪問看護事業所への就職は難しいということではありません。

まずはどのような体制で24時間対応を行っているのか、聞いてみてくださいね。

 

休日出勤の有無について

訪問看護ステーションは土日祝日休みなど、非営業日を設定している事業所が多いです。

しかし、利用者さんの状況によっては土日祝日でも点滴や創傷処置などの医療処置が必要となる場合があります。

休日の訪問についての対応方法は事業所ごとに設定しています。

面接する事業所ではどのように対応しているのか、確認しておきましょう。

 

訪問時の移動について

訪問看護では、利用者さんの居宅に看護師が伺いサービスを提供します。

利用者さんの居宅での移動方法は、車やバイク、自転車などがあります。

車やバイクでの移動は運転免許証が必要となるため、自身が可能である移動方法であるか確認する必要があります。

また、社用車を利用する場合と、自家用車を利用して訪問する場合があります。

訪問における移動方法は面接時に確認しておくといいですね。

事業所によっては、自宅から直行直帰で勤務する場合もあります。

直行直帰の可否についても聴取しておきましょう。

 

利用者さんの担当制度について

利用者さんの担当制度は、各事業所の特色の一つです。

受け持ち制を基本とする事業所や、担当を決めずその日の出勤者に合わせて訪問スケジュールを決定する事業所があります。

面接を受ける事業所では、どのように担当制度を決めているのか聞いてみてくださいね。

給与や手当について

大まかな給与の情報は、求人票やホームページで情報収集しておきましょう。

基本給だけでなく、手当についても支給される給与に大きく影響します。

当社も働く方にしっかりと還元できるようさまざまな手当を設定しておりますが、手当の内容は事業所ごとに異なります。

働く際のやりがいは給与だけではありませんが、自身の生活を守るためには重要な内容であると思います。

自身の納得のいく待遇であるか、面接時に確認しておくと良いでしょう。

 

貸与物品について

ユニフォームや訪問バッグ、バイタルセットや備品などの貸与については確認しておく必要があります。

事業所によっては自分で準備する必要のある物品がある場合もあります。

未経験で訪問看護に入職する場合には、どのような物品が必要となるのか助言が必要なこともあると思います。

全ての物品を貸与してもらえるのか、自分で準備する必要のある物品があるのかは確認してみてください。

 

まとめ

 

今回は、訪問看護の面接で事業所に聞いておきたい質問について解説しました。

今回お伝えしたのは以下の通りです。

 

  • 勤務時間を確認する
  • オンコールの有無や頻度を確認する
  • 休日出勤の有無について確認する
  • 訪問時の移動方法や直行直帰の可否を確認する
  • 利用者さんは担当制か確認する
  • 給与や手当の内容を確認する
  • 貸与物品の内容を確認する

 

採用面接の際には緊張してしまう方が多く、「聞きたかったことが聞けなかった!」という方もいます。

しっかりと事前準備をして、面接の日を迎えてくださいね。

当社では、事業所の見学を受け付けています。

実際の事業所の雰囲気や業務の様子を見ていただけますので、ぜひ面接の前に見学も検討してみてください!

訪問看護への入職を検討している看護師さん、療法士さんからのご連絡をお待ちしています!

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