Nアート訪問看護ステーション

疲れていませんか?看護師さんのためのセルフケアを取り入れてみませんか?

医療関係者の皆様、介護スタッフの皆様、私たちをつなぎサポートしてくださるケアマネージャーの皆様。

ケアを行って下さるすべての皆様へ。

梅雨が明けて、とっても暑い季節がやってきましたね。

酷暑でご自分もいたわっていただいているでしょうか?

突然ですが、皆様自身の置かれている環境、状況、特徴について考えたり振り返ったりされたことはあるでしょうか?本日は私達の置かれている環境、状況、特徴について考えるきっかけにしたいと思います^^

いまここ、を感じられるマインドフルな記事になれば幸いです☆彡

 

 

こちらのホームページでは、看護師さんがご覧の方も多く、私も看護師という立場から書かせていただきますが、

看護職特有のストレスとして日本看護協会では、メンタルヘルスケアの基本的な考え方を明記されています。

看護職特有のストレッサーの具体的内容としては、

  • 仕事内容による緊張感(例. 人命に関る仕事など)
  • チーム医療に関すること(例. 看護師に対する医師の理解不足など)
  • 労働環境に関すること(例. 時間に追われる仕事、仕事量が多く時間外勤務が多い、交代制勤務で生活が不規則になるなど)
  • 患者・患者家族との関係に関すること(例 無理な要求をされる、威圧的な態度を取られるなど)

 

があげられています。

 

訪問看護に伴うストレッサーの研究では、

  • 訪問中で一人で難しい判断をしなければならない場面がある
  • ひとりで大きな責任を背負っていると感じる
  • 濃厚なケアでも一人で対応しないといけない
  • 物品不足
  • 知識・技能・調整能力の不足
  • 連携が難しいことがある(ステーション内・医療機関・ケアマネージャー・家族など)
  • 対人関係ストレス
  • 休みがとりにくい(人員が限られている)
  • オンコールの不安がある
  • 報告書や計画書の作成負担がある
  • 件数やタイムプレッシャーがある

 

などが挙げられています。

 

ただ、上記に関しては、各ステーションの体制や環境により差は出ると考えられ、働きやすさの感じ方はそれぞれだと思います。

しかし、上記を客観的に知った際に、訪問看護師はあらゆる側面からストレスを感じる可能性があることを改めて知りました!!

私たちは、自分で「気づき」を得られていない部分が必ずあります。

 

なにかに対応しようとするときや、取り組みを行うとき、当然ですが自分自身のキャパシティの容量が足りないとうまく対応できません。

柔軟な対応ができないときは、誰しもあります。私もあります。

それはどういった時か、ご自分で内観する習慣がある方はおられるでしょうか?

また、それをタイムリーに行えている方はどれだけおられるでしょうか?

私たちの暮らしは、日々に追われていますよね。

朝起きて、自分と家族の食事、掃除、ゴミ出し、仕事、人間関係、通院、地域活動など……

振り返るとたくさんの、「やること」「やるべきこと」に追われています!

時間が限られた中で、ご自分の気持ちに正直に選択することができない瞬間はたくさんあると思います。

とくに、ケアをされる皆さんは、対人関係のお仕事です。

相手のペースを優先したり、ご自分の意見を我慢せざるを得ないときもあります。

そうです、自分軸で判断できない事柄が多くありますよね。

 

そういったときに、何かに迫られたときに。

心が揺れたり、モヤモヤが残ることもあると思います。

決断しづらいこともあると思います。

 

そのように、決断できないことや、対応できないことで、自責される方もおられるのではないでしょうか?

私たちは、その環境下にあるということに気が付くと、自分を責めることは減るはずです。

様々な環境や影響と上手く付き合い、自分も相手も大切にするために、私は日常で意識していることがあります。

 

それは、

  • 「自分をより良い状態を保つ努力を行うこと」
  • 「自分軸で考えることができる状態をつくること」  です

 

自分自身が良い状況でなければ、思考はより冷静に働きませんし、物事をフラットとらえ、ポジティブに転換することは難しいと思います。

体調不良が少しでもあると、私達イライラしてしまいますよね^^;

 

そのフラットに捉えること、時にとても難しいです。でも、一人でしようとしなくて大丈夫です。

私自身ヨガに出逢うまでは、やりがいを感じている看護師のお仕事に苦しみ、葛藤を抱いていたこともあります。

 

  • 自分の状態を知ること
  • よりよい状態にたもつこと
  • 心身をより良い方向に導くこと
  • 自分軸を持つこと

 

そういったことが、ヨガを通して感じて、暮らしに取り入れていただくことが可能だと私は身をもって感じています。

 

 

ケアを提供される方が元気でないと、リラックスしていないと、ケアを受けて下さる方は、安心できません。

そして体調が悪いときは、クオリティが落ちていないでしょうか?

それと同じです。

身体を痛めたり、疲労がたまっていても同様です。

 

正しいことや、やるべきことをやり抜くことも大切ですが、

自他ともに優しい選択をすることが、より、人に寄り添えると思います。

そしてそれが、ご自分にとっても安心した空間にもつながるのではないでしょうか。

 

そのためにも、ご自分の理想のために、まずご自分を癒す方法を取り入れていただけたらと思います。

看護に向き合いながら、セルフケアの大切さを感じていただきたくて、看護師兼ヨガ講師という、今の活動を続けています。

 

少し想いをつづる記事になりましたが、最後までお読みくださってありがとうございました(*^^*)

 

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