こんにちは、いつもブログをお読みくださってありがとうございます。
訪問看護スタッフ兼ヨガ講師の高井です!
7月になりました!高温多湿な日々ですが、皆様体調はいかがでしょうか?
突然ですが皆様は、いま、心身の状態はベストな状態ですか?
なんとなく体が重かったりだるさが強かったり。よく眠れなかったり・・・
その理由を振り返ってみたことはあるでしょうか?
看護師を始めとした医療職だけでなく、介護士さん、ケアマネージャーさん、そしてご家族の方々。
大切な人を支援する私達だからこそ、ときに相手のためを思うからこそ、
「遠慮」したり、「ご自分にとって無理」したりして、自分の状態や気持ちを後回しにしてしまうことはないでしょうか??
誰しもそういう事、あると思います。
私自身は心身に負荷がかかっていたり、疲れていたりすると、ケアに影響することは実感しています。
だからこそ、「自分をより良く保つ」努力はし続ける必要があると考えています。
皆さんは、よりよく保つ習慣などはお持ちでしょうか?
私にとっては、セルフケアの方法の一つにヨガがあるため、本日はヨガを行うメリットをケア提供者の観点からご紹介しようと思います。
一般的にヨガのメリットは、
- 代謝アップ、柔軟性向上
- 姿勢の改善、身体バランスの改善
- 臓器の位置が整う → 便秘の改善、消化機能の向上
- 血流改善、冷え性・浮腫の改善
- 月経随伴症候群、更年期症状の緩和
- 肩こり、首こり、腰痛の緩和、ケガの防止
- リンパの流れがスムーズになり、免疫力向上
- 集中力の向上
- リラックス効果、精神面の安定
- 睡眠の質の向上
などが挙げられます。
とってもたくさん効果が得られるんです!
もちろん継続は必要ですが、昨年度の取り組みで行った認知症カフェでのチェアヨガでは、
- 「すっきりした」
- 「気持ちよかった」
- 「心地よく呼吸ができた」
- 「簡単な動きでやりやすかった」
など肯定的な意見を多くいただきました。対象は認知症の方とそのご家族でした。80歳台の方もおられましたが、積極的に取り組んでくださっていました。
一緒にヨガを楽しく実践してくださり、「年齢は関係ない!」ということは、わたしも感じさせていただきました^^
ヨガの特徴として、筋肉の中でもインナーマッスルを使うことや、呼吸と連動させることがあります。
筋肉を使うことで血流や代謝が良くなり、老廃物も流れやすくなります。美容やダイエットにご興味がある方にも効果的です★☆
呼吸は、自律神経活動のなかで、私たちがコントロールできる唯一の運動です。心拍数や腸の動きは私たちでもコントロール出来きませんよね^^
緊張している時に深呼吸を行うと、落ち着くのは、理にかなっているのです。
逆に切羽詰まっていたり、イライラとしていると、呼吸は浅く早くなりますね。
日常では集中していると呼吸は止まっていることもあります。
意識的に深くゆったりとした呼吸を行う時間を持ち、連動させて身体を動かすヨガは、副交感神経を優位にして(リラックスの神経)、心身を穏やかに導いてくれます。
私自身の体験談を少しご紹介すると、趣味の期間をあわせて8年ほどヨガを継続しています。
長年悩んでいた冷え性が改善しましたし、月経血がきれいになり、生理痛が改善しました。ウエスト径もダウンしました(笑)
そして、病院時代は不規則勤務でしたので、睡眠の質はかなり低下していたことが、現在は落ち着いています。
また年齢を重ねるとともに、筋肉量はおちて代謝は低下しがちですが、体重も大きく変わりなく、一日過ごしても足が浮腫むことはめったにありません。
精神面に関しては、長期的に行うに当たり、また睡眠の質が向上、人と比べることが減りました。近年「マインドフルネス」、「瞑想」も注目されていますが、メンタルも安定化して気持ちに余裕がもてたり、以前よりも寛容になれています。
逆に日々が忙しすぎて、自分の時間をとれずヨガがあまりできないときは、イライラしたり取り越し苦労の不安を感じやすいかもしれません。
長くなってしまうのでここでは、触れませんがヨガ哲学の教えは、考え方や暮らしをよりよくする指針になっています。
ヨガは、単に、体を動かすだけではなく、暮らしをサポートしてくれるものなんですね。
次回は、ケアを提供される皆さんへヨガをおすすめしたい理由についてお話しさせていただきます。
看護師として、わたしがヨガをお伝えさせていただいている理由でもあります。
本日も長々とお読みくださってありがとうございました!(*^^*)