訪問看護に転職を検討する方の中には、このようなお声を伺うことがあります。
私も訪問看護に初めて転職を考えた時に、訪問看護ではどのように1日の業務を行うのかイメージがつきにくかったことを思い出します。
今回は、訪問看護の働き方について詳しく解説していきます。
訪問看護への転職を検討されている看護師さんや療法士さんは、ぜひ参考にしてください。
訪問看護の一般的な働き方とは?
訪問看護は、利用者さんの居宅に看護師が訪問して看護を提供する仕事です。
2022年時点で全国の訪問看護事業所は14304カ所あり、それぞれの事業所で営業日時や訪問のスケジュールの設定が異なります。
一般社団法人全国訪問看護事業協会「令和4年度 訪問看護ステーション数 調査結果」より引用
多くの事業所では、就業時間に事業所に出勤し訪問に出発しています。
しかし、感染症の予防や効率性の向上を目的に自宅から利用者さんの居宅へ直行して訪問を行う事業所も増えてきています。
ここでは、前述の事業所に出勤し訪問に出発するパターンのタイムスケジュールをご紹介します。
このように、厚生労働省の調べによると1日4~5件の訪問を行う事業所が多いようです。
1件あたりの訪問時間は、30~90分と利用者さんの状態により異なります。
利用者さんの疾患や医療処置及びケアの内容により、訪問時間を設定しています。
また、地域によって訪問時の移動方法が様々であり、都内近郊は自転車を利用する事業所が多く見られたり、都心を離れると車やバイクでの移動を行う事業所がメインになります。
そのため、利用者さんの居宅が離れている場合には移動時間も長くかかり、訪問件数は地域によって差が生じていることが考えられます。
訪問看護に就職を考える際には、事業所の見学時に1日の訪問件数を質問してみると参考にすることができますね。
訪問看護は自由な働き方が可能です
前項であったように、訪問看護は地域や事業所によって働き方が一定ではありません。
経営者や管理者の考え方も、訪問看護での働き方に色濃く表れてきます。
訪問看護で働く際には、自身がどのように働きたいと考えているのか再度振り返ってみることも大切です。
この記事をお読みになっているあなたは、訪問看護に興味を持たれた方だと思います。
あなたは看護師として、また療法士としてどのような働き方を望みますか?
訪問看護に転職する際には、ぜひ自身が一番譲れないものをピックアップしてみてください。
給与を第一条件として就職する人もいます。
家庭との両立を重視する人もいます。
自身のスキルアップを目的に訪問看護への転職をする人もいます。
訪問看護は各事業所の特色を十分に理解して就職することで、それぞれの目標や目的を叶えることができる仕事と言えます。
まずは自身がどんな働き方をしたいのか、何を優先したいのか、考えてみるのが自分にあった事業所選びのスタートです。
日本看護サービスの働き方は?
当社では、就職する看護師さんや療法士さんのライフスタイルに合わせ、より個別性の高い働き方を実現しています。
例えば、当社では世間のフルタイムと同じく週5日働き月に100件程訪問する看護師さんもいれば、家庭との両立をするために週3日程度の勤務で30件程訪問する看護師さんもいます。
それぞれのご希望を伺い、働き方を提案させていただいています。
また、訪問看護の経験がない看護師さんや療法士さんには先輩スタッフが同行訪問を行ったり、社内研修も充実させています。
当社では、マイナース制度という方法で受け持った利用者さんをトータルサポートする働き方を採用しています。
マイナース制度は、受け持ちの利用者さんの訪問スケジュールから事務作業、レセプト業務まで一貫して行う制度です。
この制度により、間接費を極限まで下げることでスタッフの処遇を向上する目的があります。
そのため、給与も全国平均と比較し高い水準を保っています。
全てを担うことに不安を抱く方もいらっしゃると思いますが、先輩スタッフが細やかにサポートいたしますので安心してください。
マイナース制度を基本に研修した看護師さんや療法士さんは、気づけば訪問看護のスペシャリストになっています。
初めて訪問看護にチャレンジしてみたいという方には、初めて訪問看護にチャレンジしてみたいという方には最適な職場と自負しております。
最後に
今回は、訪問看護の働き方について解説しました。
訪問看護事業所では、一般的な働き方から事業所特有の新しい働き方まで様々です。
訪問看護での就職を検討する際には、各事業所の特色を十分に情報収集し、比較して見てください。
あなたにぴったりの働き方が、必ず見つかるはずです。
当社の働き方に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度事業所の見学にいらしてください。
訪問看護への就職を希望される方が、働く自分をイメージできるよう詳しくご説明させていただきます。