このように訪問看護への転職を検討していても、なかなか勇気が出ないと悩む看護師さんは多いのではないでしょうか。
今回は、訪問看護未経験だった私が、当社に入職して良かったと感じたことをご紹介します。
訪問看護ステーションへの転職を検討している看護師さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
訪問看護未経験の方がほとんどです
厚生労働省の令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況によると、訪問看護に従事する看護師さんは全体の4.9%であるとの結果が出ています。
つまり、訪問看護で働く看護師さんはごくわずかであり、ほとんどの方が未経験であると言えます。
そのため、リアルな情報の少なさから訪問看護の実際の現場のイメージがつきにくかったり、ハードルが高く感じてしまうこともあるようです。
しかし、訪問看護未経験だからこそ感じられるメリットもあります。
訪問看護未経験で入職して良かったと感じたことについて、次の項目で具体的に解説していきます。
訪問看護未経験で入職して良かったこと
1.新しい知識が増えたこと
訪問看護では、介護保険と医療保険の2つの保険を使用して算定を行います。
そのため、病院に勤めていた時にはあまり知ることのなかった保険に関する内容にも触れる機会が多くなります。
全てを把握するには時間がかかりますが、訪問看護の実践を通して少しずつ知識を増やすことができます。
また、在宅領域では様々な疾患の利用者さんがいますので、今まで関わることのなかった疾患や治療を行う利用者さんから幅広い知識を得ることができます。
看護師としてのスキルアップにもつながり、訪問看護に転職して良かった点と考えています。
2.看護の楽しさを感じられたこと
病院に勤めていた時には、治療を中心に患者さんへの看護を展開していました。
しかし、訪問看護に転職してからは在宅生活を中心に利用者さんへの看護を展開しています。
利用者さんの人生の一部に関わり、いろいろな職種の方と連携して生活を支えていくことにやりがいを感じられます。
看護師という資格を活かし、利用者さんのQOLを高める関わりができることに楽しさを見出すことができました。
利用者さんからいただく感謝の言葉や喜びの表情を見て、看護の楽しさを感じられたことは、訪問看護に入職して最大の収穫だと思います。
3.先輩看護師からの学びが多いこと
訪問看護に転職して不安も大きかった私ですが、先輩看護師の皆さんがじっくりとサポートしてくださりとても安心して働くことができました。
先輩看護師の皆さんとの同行期間を十分設けていただいたことで、訪問看護師として段階を経て成長することができたと感じています。
先輩看護師の皆さんと利用者さんとの関わりは大変勉強になり、今でも私の在宅看護の基盤となっています。
この点については各事業所で研修制度が異なりますが、当社では訪問看護未経験の看護師さんも多く活躍しており研修制度も整っていますので、安心してご応募ください。
4.プライベートの時間も確保できるようになったこと
訪問看護に転職して大きく変わったことは、プライベートの時間を確保できるようになったことです。
子育て中のママナースも多く、皆で協力し合って働いています。
仕事中は集中して看護を行いますが、残業はほとんどないためオンオフの切り替えができて助かっています。
オンコールはありますが、夜勤とは異なり自宅で待機することができるので子供たちとの時間も大切にでき、充実した日々を送ることができています。
5.色々な業種の人と話す機会が増えたこと
訪問看護では、他職種の方と連携を図る必要があります。
そのため、さまざまな職種の方と連絡を取り合う機会が増え、看護師である自分とは異なる視点での意見を知ることもできます。
こうした他職種の方との関わりで自身の視野も広がり、看護師としての考え方に幅が広がったと感じています。
訪問看護で働いていなければ、デイサービスやショートステイで働く介護職種の方との関わりや他事業所の看護師さんやセラピストの方とのやりとりが増えることがなかったと思います。
訪問看護の仕事を通じて、たくさんの経験を積むことができることにメリットを感じています。
まとめ
今回は、訪問看護未経験で入職して良かったことについてお伝えしました。
訪問看護は難しい、大変であるとイメージする看護師さんのお話もよく伺います。
しかし、扉を開けてみると訪問看護の良い点もたくさん見えてくると思います。
訪問看護に興味のある看護師さんは、ぜひ一度見学にいらしてください。
あなたの持つ看護の力を最大限に発揮できる環境を用意して、お待ちしています!