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訪問看護師の性格で向く役割を解説します!

訪問看護師になりたいけど、私の性格は訪問看護に向いているのかな?

訪問看護への就職を考えたときに、上記のような不安を抱く看護師さんは少なくないでしょう。

初めて訪問看護の扉を開くときには、不安に感じるのは当然です。

今回は、訪問看護師の性格によって向いている役割を解説します。

人の性格はそれぞれに合った活かし方があります。

訪問看護でも同様にいろいろな役割があり、一人一人の性格に合った働き方をすることで事業所にとってだけでなく看護師さん自身も働きやすくなり有益であると言えます。

自身の性格の傾向と、訪問看護で働く姿を思い浮かべながらこの記事を読んで参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

訪問看護師の性格で向く役割とは?

訪問看護は、基本的に利用者さんの居宅に看護師が1人で伺い看護を提供するサービスです。

しかし、ただ訪問をするだけではなく利用者さんに合った看護を提供する必要があります。

また事業所に属する他の看護師さんともチームとして協力していかなければなりません。

訪問看護事業所には、いろいろな場所で経験を培った看護師さんが集まります。

性格や考え方の違い、得意不得意があるのは当然です。

では、それぞれの性格の特徴によって訪問看護の職場で向いている役割はどのようなものがあるのでしょうか。

性格を大きく分類して解説します。

 

好奇心旺盛な性格

好奇心の強い性格の看護師さんは、いろいろなことに興味関心を抱き行動力のある方が多いです。

初めて訪問看護の仕事にチャレンジする場合にも、前向きに多くのことを吸収できる方であると思います。

そのため、療養の展開が早い退院直後の利用者さんや重症度の高い利用者さんの訪問には起点を利かせて立ち回ることができるでしょう。

訪問看護では、医療や看護の最新情報を自ら取り入れる必要があります。

新たな知識を情報収集し発信することで、事業所全体のモチベーションを高めてくれる存在にもなります。

好奇心旺盛である性格である看護師さんは、ぜひその行動力を活かし事業所全体のスキルアップを図ってください!

 

慎重な性格

慎重な性格である看護師さんは、訪問看護ではとても重宝される存在です。

訪問看護では利用者さんの居宅に30分から60分の訪問を行うことが多いです。

その時間内で必要な看護の提供を行う必要があります。

そのため、事前にしっかりと確認をして計画を練り、着実に業務をこなすことができる看護師さんは利用者さんからも他のスタッフからも信頼されること間違いなしです。

慎重な性格である看護師さんは、自らの評価を「仕事が遅い」と捉えてしまう方もいるかもしれません。

しかし、訪問看護では仕事の達成スピードではなく、丁寧で確実なサービス提供を求められることも多いです。

ぜひ慎重な性格を活かし、頼りになる訪問看護師さんとして活躍してくださいね。

 

感受性が強い性格

感受性が強い性格の看護師さんは、利用者さんやご家族の辛い気持ちに寄り添える優しい性格の持ち主であることが多いです。

在宅療養をする利用者さんの中には、在宅で最期の時まで過ごす方も少なくありません。

抱える疾患により様々な症状が出現しますが、その症状を緩和しながら在宅で安楽に過ごせるよう支援します。

優しい感性を持つ感受性の強い看護師さんは、利用者さんのよき理解者となることができるため訪問看護師として力を発揮できると思います。

ただし、あまり想いを自身の中にとどめ過ぎてしまうことで訪問看護の仕事自体がつらくなってしまうこともありますので、うまくリフレッシュしながら勤務してくださいね。

 

責任感が強い性格

責任感の強い性格の看護師さんは、管理者や先輩スタッフからも信頼される訪問看護師になれる方です。

訪問看護の業務は訪問だけでなく、他職種の方と報告や連絡を行ったり、書類作成を行う仕事もあります。

しっかりと責任感を持って一つ一つの仕事を仕上げることができる看護師さんは、訪問看護の仕事に大変向いていると言えます。

継続力も高い方が多いので、経験を積んで昇進し管理業務を行う看護師さんに成長することも多いです。

責任感がある看護師さんは、ぜひ訪問看護でその能力を最大限に発揮していただければと思います。

 

おおらかな性格

おおらかな性格である看護師さんは、忙しい繁忙期にも事業所のメンバーを和ませることのできる重要な役割を担うことができます。

訪問看護では急性期病院などから在宅に退院してくる利用者さんを受け入れる忙しい時期があり、そのような時期には管理者含めみんなが慌ただしく訪問に回ることが多いです。

そんな中で穏やかにコミュニケ~ションをとれるスタッフがいることで、他のスタッフも冷静になる時間を持つことができます。

おおらかな性格の人が事業所に一人いるだけで、事業所の雰囲気が温かいものになり結果的に利用者さんへ提供する関わりも穏やかなものになります。

おおらかな性格の看護師さんは、訪問看護事業所で利用者さんだけでなく他のスタッフの癒しにもなり大変重宝される存在になるはずです。

 

気が弱い性格

自分で「気が弱い」と感じている看護師さんは、欠点として捉えがちです。

しかし実際には、気が弱いと感じている性格の裏を返すと思いやりのある気配りができる方が多いです。

訪問看護では、そのような思いやりがある気配りのできる看護師さんの存在はとてもありがたいものです。

第一に気配りのできる看護師さんは、利用者さんの困りごとに気づくことができるため利用者さん主体の支援を行うことができます。

また、看護師一人で訪問に行く訪問看護の仕事では、スタッフ一人一人が抱える仕事量が力量によっては抱えきれなくなっていることが見えにくい環境でもあります。

特に繁忙期にはスタッフ同士で声を掛け合い助け合うことが必要になります。

そんな時に気配りのできるスタッフが、他スタッフのヘルプにいち早く気づき手を差し伸べてくれることも少なくないのです。

どうか「自分は気が弱いから」と引け目に感じず、自身の性格を違う側面から見て長所に変換してみてください。

訪問看護の現場では、きっとその思いやりや気配りに感謝する人が多いはずですよ。

 

自身の性格の強みを活かそう!

今回は、訪問看護師の性格に着目し向いている役割について解説しました。

訪問看護は利用者さんの個別性を重視して支援する仕事ですが、働く看護師さんもそれぞれの性格や強みが異なります。

いろいろなタイプの方がいることで、事業所の強みはより色濃くなるものです。

ぜひ自身の性格の強みを活かし、訪問看護師として輝いていただければと思います。

日本看護サービスでは、一緒に働く仲間を募集しています。

個性豊かなスタッフが心を込めて訪問看護を提供しておりますので、ぜひ一度見学にいらしてください。

お問い合わせお待ちしています。

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