代表餅田のブログ

大学教育で新卒訪問看護師養成はじまる

看護大学教育が変わろうとしている。今までの常識からすると、訪問看護師は臨床経験を4~5年経験してからの方がよいとされてきた。しかし、今や新人看護師でも訪問看護に飛び込んでくる方が少しずつ増えてきています。そんな現状の中、看護系大学のカリキュラムに訪問看護師育成コースを設定している大学が出てきています。高度な技術や最新の知識よりも家族や患者さんに寄り添う看護したい方が増えてきいる表れでしょうか。病院で働く看護師からは、在院日数が短くなったことや認知症の方の入院が増えており、看護師の関わる内容が変化しているのかもしれません。訪問看護側も若い人材採用で運営されているステーションもちょくちょく出てきています。新人がゆえに苦労することも確かにありますが、時代の変化に柔軟に対応する仕組みが必要なのだと思っています。

ABOUT ME
餅田 敬司
看護師になって30年以上、臨床現場(整形外科・ICU・透析・精神科・リスクマネジメント・看護管理者等)で経験、看護教育(専門学校・大学)、研修講師・看護連盟にも 関わらせて頂きながら、未来への看護を考え続けている一人です。  みなさんと共に日本の看護の将来を考えたいです。働くとは何か、社会貢献とは何か共に、価値ある看護を提供したいと考えております。
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