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訪問看護で活かせる強みとは?あなたの強みは訪問看護で輝ける!

訪問看護で働く上で活かせる強みはありますか?

訪問看護に就職を検討している際に出てくる悩みの一つに、「自分でも訪問看護師として働けるだろうか…」という不安です。

看護師の資格を持ち病院や施設で働いていても、いざ「自分の強みはなんですか?」と質問されたときに戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は、訪問看護で活かせる強みについて解説します。

自身の強みを把握することで、今後訪問看護に転職する際の面接での自己アピールにも活用できる内容になっています。

訪問看護に就職してみたいと考えている看護師さんはぜひ参考にしてください。

 

「強み」とは?

 

医療業界、介護福祉業界でもよく耳にすることのある「強み」というフレーズですが、そもそもどのような意味で使用されているかご存知でしょうか。

「強み」とは、以下のように示されています。

 

強いこと。強さの度合。

頼りになるすぐれた点。長所(a strong point, a strength)。

三省堂大辞林 第三版より引用

仕事における「強み」とは、個人の能力を発揮することで職場や対象者に貢献できる優れた点を指すと言えます。

このように文章で見ると「自分に強みと言えるところなんてないかも…」と心配になってしまうかもしれません。

しかし、「強み」は全面的に他者へのアプローチができる部分だけでなく、職場のルールを守る規律性や他者を理解する繊細な心配りも十分に強みと捉えることができます。

 

訪問看護で活かせる強みとは?

仕事における「強み」について解説しました。

では、訪問看護の現場ではどのような強みを活かすことができるのでしょうか。

訪問看護では、以下のような看護師さんは強みを活かして活躍することができます。

 

  • 医療技術、看護技術の経験が豊富である
  • 物事を冷静に考えることが得意である
  • 患者さんの想いを聴取することが得意である
  • 初対面の人と話すことが苦手ではない
  • 周囲の人との関わりでトラブルを起こさない
  • 決められたルールを守り倫理的な判断ができる

 

上記の強みがある看護師さんが、どのように訪問看護の現場で活躍しているのか次項より解説していきます。

 

医療技術、看護技術の経験が豊富である

訪問看護の現場において、病院や施設での看護経験はすぐに活かせる強みとなります。

訪問看護では診療科を問わず利用者さんの依頼があります。

そのため、幅広い医療知識や看護技術を身につけている看護師さんは大変貴重な存在となります。

自身の経験は謙遜せず、ぜひ最大限にアピールしてみてください。

 

物事を冷静に考えることが得意である

訪問看護では、利用者さんの状態悪化がある時には緊急での対応が必要になる場合があります。

その際には、物事を冷静に考える力が必要となります。

普段から「自分は冷静に対処できるタイプだ」と感じている方は、訪問看護でもその力を発揮できる機会がたくさんあります。

ぜひその強みを活かして、利用者さんへの迅速な対応を実践していただきたいです。

 

患者さんの想いを聴取することが得意である

訪問看護では、がん末期の利用者さんや難病を抱える利用者さんがいらっしゃいます。

治療や療養の希望について聴取することや、意思決定を支援することもあります。

利用者さんは、誰にでも自身の想いを伝えられるわけではありません。

「話を真剣に聴いてくれる人」に想いを打ち明ける場面が多くみられます。

看護の基本でもある傾聴の姿勢をもつ看護師さんは、訪問看護における重要な局面でその強みを活かすことができます。

これは年齢や性別、経験値だけでは測ることのできない「強み」です。

 

初対面の人と話すことが苦手ではない

看護師さんの中には、いろいろな患者さんとの関わりの経験から初対面の人と話すことが苦手ではない方も多くいます。

このように、初対面の人とも過度な緊張をせずに話すことができる人は訪問看護の仕事に大変向いていると言えます。

訪問看護では、同じ事業所に在籍する看護師だけでなく他事業所の関係者や医療機関の主治医とコミュニケーションをとることがよくあります。

また、新規の利用者さんの依頼を獲得するために、ケアマネジャーが在籍する居宅介護支援事業所や地域と医療機関をつなぐ役割をする地域連携室などにご挨拶に伺うこともあります。

他社とのコミュニケーション力が高い看護師さんは、このような営業活動にも尽力いただけるため訪問看護では重宝される存在です。

 

周囲の人との関わりでトラブルを起こさない

訪問看護は、2.5人以上の看護師が勤務することが施設基準になっています。

事業所の規模が拡大していくと、働くスタッフも増えていきます。

周囲の人との関わりでトラブルを起こさず穏やかに仕事ができる人は、訪問看護においてチームの輪を守る大切な役割であると言えます。

これまでの経験を振り返り、上記のように人間関係を良好に過ごしてきた方はきっと訪問看護でもこの強みを活かしていい人間関係を築くことができると思います。

 

決められたルールを守り倫理的な判断ができる

訪問看護では事業所ごとにルールがあり、そのルールを一人一人のスタッフが守ることで円滑な仕事ができます。

決められたルールを守り、訪問の現場や事業所内で倫理的な判断ができることは、事業所の質を維持するために重要なことです。

訪問看護は利用者さんの居宅に一人で伺うことがほとんどであるため、ルールに沿った行動は個人の倫理的な判断を要する場合もあります。

きちんとルールを守り行動できることは、訪問看護においても事業所を維持していくための重要なポイントであり強みと言えます。

 

訪問看護では様々な強みを持つ人が集合してチームを作っています

今回は、訪問看護で活かせる強みについて解説しました。

訪問看護は、以下のような強みを持つ看護師さんが活躍できる仕事です!

 

  • 医療技術、看護技術の経験が豊富である
  • 物事を冷静に考えることが得意である
  • 患者さんの想いを聴取することが得意である
  • 初対面の人と話すことが苦手ではない
  • 周囲の人との関わりでトラブルを起こさない
  • 決められたルールを守り倫理的な判断ができる

 

今回ご紹介した項目以外にも、訪問看護の現場で活かすことのできる強みはあります。

また、全ての強みを網羅している必要はなく、一人一人異なった強みと言えるものを持っていればいいのです。

訪問看護では、様々な強みを持つ人が集合してチームを作っています。

技術、知識、コミュニケーション力、傾聴力などそれぞれの良いところを最大限に発揮し、高め補うことで事業所は成長します。

訪問看護に興味のある看護師さんは、ぜひ自身の強みを活かして在宅医療の現場にご尽力ください。

当社では訪問看護未経験の看護師さんも歓迎しています。

見学や相談は随時受け付けておりますので、遠慮なくご連絡いただけると幸いです!