新着情報

訪問看護は残業が多い?残業をしないための3つの対策!

子育てと仕事を両立できるように残業は極力したくありません。
訪問看護は残業が多い仕事ですか?
また、残業をしないためのコツってありますか?

訪問看護への就職を考えたときに、上記のような疑問を抱く看護師さんも多いのではないでしょうか。

訪問看護の仕事は残業をせずに定時で退勤できることが多いため、子育てや介護をしている看護師さんにもおすすめできます。

また、プライベートの時間をしっかりと確保したい看護師さんにも、訪問看護の働き方は合っていると言えます。

しかし、仕事の仕方次第では残業になってしまうこともあるため、しっかりと残業をしないで働くコツを掴んでおくことが大切です。

今回は、訪問看護の仕事で残業をしないための対策を3つご紹介します。

これから訪問看護への就職を検討している看護師さんだけでなく、現在訪問看護の仕事をしていて残業が多くお悩みの看護師さんもぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

訪問看護は残業が多い?

訪問看護は、看護師が利用者さんの居宅に伺い看護を提供する仕事です。

1回の訪問は30分から60分を設定することが多く、1日の訪問件数は4件から6件が平均的です。

訪問自体は時間できっちり終了することができるため、自身の仕事の取り組み方により残業せずに仕事を終えることが可能です。

また、ICTを活用している事業所の場合には、訪問看護記録を効率よく入力できるためさらに残業をせずに業務を行うことができます。

しかし、訪問件数が平均より大幅に多い場合には看護記録を入れる件数が増え、各関係者への電話連絡や主治医への報告を行う時間も確保できずに後回しになり残業になってしまうことも考えられます。

 

 

訪問看護の仕事で残業をしないための3つの対策

訪問看護の仕事で残業をしないためには、以下のような工夫をしながら仕事を進めることをお勧めします。

 

  1. タイムスケジュールをしっかりと立てる
  2. 連絡報告は後回しにしない
  3. 記録に残すべきことを理解しておく

 

では、詳しく解説していきます。

 

タイムスケジュールをしっかりと立てる

訪問看護のスケジュールは事業所によってさまざまですが、移動時間を含め効率的に訪問ができるルートが設定されることが多いと思います。

利用者さんごとにケア内容は異なり、個別性を重視した看護の組み立てが必要となります。

まずはその日の訪問予定や移動時間、個別の看護内容をしっかりと把握しておくことが大切です。

また、その利用者さんの家でどのようにケアを行うか、簡単に流れや情報収集したい項目を確認しておくとよりスムーズです。

利用者さんの状態により普段と異なる対応が必要となることもあります。

そのため、状態に合わせた対応方法まで予測しておけると、現場で慌てずに行動することができます。

何事も事前準備が十分に行われていることで、気持ちにも余裕が生まれます。

慣れるまでは具体的な行動計画を考えることも大変だと思いますが、先輩看護師や管理者に助言をもらいながら準備をしてみてくださいね。

 

連絡報告は後回しにしない

利用者さんの状態に変わりがある場合や、関係者への共有するべき内容がある場合には電話やファックス、メール等を使って連絡報告を行います。

訪問看護では病院や施設と異なり外部の事業所や医療機関と連携を図るため、こまめな報連相が重要と言えます。

利用者さんを取り巻くサービスや主治医がどのように連絡を取ることができるのか、知っておく必要があります。

また、「夕方にまとめて報告しよう」と後回しにしてしまうと、思わぬ業務が立て込んでしまい結局残業をせざるを得ないこともよくあります。

各所への連絡は移動の合間など、隙間時間を有効に活用して行うことをお勧めします。

 

記録に残すべきことを理解しておく

訪問看護の仕事で残業につながりやすい業務が、記録書類です。

電子カルテなどのICTの活用により作業効率の向上を図っている事業所は増えています。

しかし、実際に記録するスタッフが記録に残すべきことを理解していなければ作業効率や記録の質は維持向上することができません。

まずは、訪問看護記録に残しておくべき内容を管理者や先輩看護師と確認してみましょう。

ただダラダラと長い記録をすることは、自身にとっても記録から情報収集する他スタッフにとっても効率的とは言えません。

保険算定上記録しておくべき内容や、自分以外のスタッフが訪問する際に情報収集に役立つ内容をきちんと残すことが大切です。

また、訪問看護報告書の作成や訪問看護計画書の立案など、書類業務は多数あります。

このような書類作成についても、ポイントを押さえて早めの時期から着手することで残業せずに勤務時間内でも終わらせることができます。

 

まとめ

今回は、訪問看護の仕事で残業をしないための対策を3つご紹介しました。

残業をしないための3つの対策は以下のとおりです。

 

  1. タイムスケジュールをしっかりと立てる
  2. 連絡報告は後回しにしない
  3. 記録に残すべきことを理解しておく

 

訪問看護の仕事は、未経験の方は特に業務に慣れるまで大変な仕事であると感じる方が多いと思います。

しかし、いろいろなコツを掴んで工夫することで利用者さんにとっても不足がなく自身のやりがいを感じながらプライベートも両立できるものです。

上記のコツを押さえ、訪問看護の仕事に活かしていただければ幸いです。

訪問看護の仕事に興味のある看護師さんは、ぜひ当社の実際の現場を見学に来ていただけるとより具体的な働き方をイメージできると思います。

お問い合わせ、ご相談は問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

関連記事