Nアート訪問看護ステーション

訪問の現状について!!〜ターミナルケアにフォーカスを当てて〜

新緑の季節になりましたね!

いつもブログをご覧くださってありがとうございます。

スタッフの高井です⭐︎★

最近見学に来てくださる方も多く、当ステーションにご興味を持ってくださって本当にありがとうございます!

最近は慌ただしくさせていただいており、お話できない事も多く申し訳ありません!!

訪問の実際にご興味がある方も多いのではないでしょうか?

今日は、受け持ちさせていただいた方の中でも、ターミナルケアをさせていただいた方々に焦点を当ててみます。

 

まず、現状です!

私は入職して、約1年ですがターミナルケアをご提供させていただいた方は、現在ご利用中の方を含めて9人おられます。

この数字が多いか、少ないかわかりませんが、病院に勤務していた時を考えると私の中では多い印象です。

まだまだ、在宅看取りの件数は病院でお亡くなりになる方の数と比べると少ないとは思いますが、コロナ禍で在宅看取りの需要が増えた印象があります。

 

ターミナルケアの方の訪問件数について

主病名によりますが、医療保険が適用になって訪問される方の場合が多く、

点滴加療がなければ、状態安定時(導入時)は週1〜2回の方が多いです。状態変化に合わせて、介護力やマンパワー、他のサービス介入を考慮して、ご家族様と相談して週3〜5回、休日の対応も検討しています。

毎日訪問させていただいていた方は、点滴加療が必要な方だけでした。ご家族様も、『来てほしい』とおっしゃる場合と、サポートか充実しており、『ご家族のだけの時間がほしい』とお感じになることも多いので、思いを確認し、感情の変化を受け止められるよう努めています。

 

緊急対応について

往診してくださる主治医の先生が、状態変化についてはご説明くださいます。

私たちは、ご家族様が病状説明を理解されているか確認しつつ、『どういう状態になれば、お電話くださいね。』とお声がけしています。

吸引がなど医療処置が必要な状態がなければ(今のところ私はありません)、呼吸様式が変調してきたり、呼吸停止してからお電話してくださる方がほとんどです。

 

ターミナルケアは大変か?

訪問看護師に転職、ご興味を持たれる背景として、夜勤がないことや、WLBを取りやすいから、といった理由もあがってくるかと思います。

また、他のステーションはわかりませんが、当ステーションでは、なるべくスタッフに還元できるような給与体制をとってくださっています。

そこで疑問に上がるのが、緊急対応ではないでしょうか??

緊急対応が増える場合として、私の経験の中では、

・退院直後

・病状不安定な時期

で、一時的なものです。

緊急対応が長引く様なら、訪問回数の見直しやサービスの調整が必要になり、ケアマネージャーさんや主治医とも相談が必要です。

 

ただこれは、あくまで現状の、私の経験則で

都心部程、医療依存度が高い利用者様が多いので、緊急対応の件数やその負担は変わると思います。

 

ターミナルケア=急な対応が必要

 

ということは間違いありませんが、だからこそ、1人で担当することはありません

訪問回数に応じて、ペア制の提案を、自分から先輩に相談しています。

ご依頼自体は急なので、休日の予定も入っているかと思いますが、ペア制であれば私用の優先も可能かと思います。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

緊急対応の精神的な負担は、みなさん感じておられるともいます。

緊張感はつきものですが、協力しながら受持させていただくことは可能なので安心してくださいね(^^)

ある方がおっしゃっていました。

『ターミナルケアも一期一会』

そのかたの大切なお時間をご一緒させていただけることは、本当にかけがえの無いお時間です。

在宅ならではの温かい時間があり、また別の機会に、ご紹介できればと思います。

本日もお読みくださってありがとうございました!

引き続き、日本看護サービスをよろしくお願いいたします!

 

 

関連記事