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訪問看護に相談しよう!お役に立てた相談事例を紹介します

訪問看護に、こんなこと相談していいのでしょうか?

そのようにお考えのケアマネジャーさんやご利用者さんはいらっしゃいますでしょうか。

今回は、過去に当社に寄せられたご相談の事例を紹介させていただきます。

訪問看護は、さまざまな利用の仕方があり、サービスの内容は利用者さんによって異なります。

訪問看護の利用について相談したい方や、利用者さんの症例でお困りのケアマネジャーさんはぜひ読んでみてください。

 

事例その1 「初めての介護で困っています」

最近増えているのは、感染症の流行により退院前の家族指導が十分でない事例です。

入院したご家族が退院して自宅に戻る際に、介護が必要となった場合には退院したその日から介護を実践していかなければなりません。

しかし、入院中の面会は禁止としている医療機関が多く、介護方法を習得しないまま介護者は初めての介護を行うという現状があります。

実際に、「初めての介護で何を準備したらいいかわからない。」「初めての介護でどのように介助すればいいのかわからなくて不安です。」というご相談をいただくことがあります。

そのような場合には、ぜひ訪問看護にご連絡ください。

入院中から医療機関と連携を図り、退院と共にご自宅に伺い介護を行うご家族に対し適切な介護方法や緊急時の対応について丁寧に解説させていただきます。

入院中のご様子や必要な物品について医療機関と話し合い、退院に向けた具体的な準備についてお伝えすることも可能です。

退院直後は連日の訪問を計画し、利用者さん及びご家族が初めての介護でも不安なく過ごせるよう支援いたします。

事例その2 「もう一度自分の家の風呂に入りたい」

ADLの低下により、自宅での入浴を諦めた方は少なくないのではないでしょうか。

現代では、自宅の風呂に入れない場合には、訪問入浴や通所での入浴を行う方もいらっしゃいます。

しかし、「自分の家の風呂に入りたい」と望まれる場合には、ぜひ一度訪問看護にご相談いただければと思います。

以前ご相談いただいた利用者さんは「三度の飯より風呂が好き」とお話しされ、日常生活の中で入浴をとても大切にされている方でした。

呼吸器疾患の悪化でADLが低下したことにより1人での入浴が困難となりましたが、看護師の介助により現在も自宅での入浴を続けています。

ADLに合わせた福祉用具をご提案させていただき、安全に浴室までの移動や浴槽へのまたぎ動作を行うことができるようになりました。

また、継続的なリハビリテーションを行い、身体機能の維持を図ることで体力の急激な低下を防ぐことができています。

体調によっては入浴せずにベッド上で洗髪や足浴などの部分浴を行うこともあります。

このように、訪問看護では利用者さんの希望を可能な限り叶えられるよう体調管理をしながら環境の調整やリハビリテーションを行っております!

事例その3 「あのお店まで歩いて行きたい」

その土地に長く住まれている利用者さんは、馴染みの店も多くあります。

整形疾患等の痛みや痺れ、体力低下で歩行が難しい場合には、訪問看護に所属する理学療法士や作業療法士が訪問して専門的なリハビリテーションを行います。

すぐに結果を出すのは難しいこともありますが、ともに目標をたててリハビリテーションに取り組むことでいい成果を出せることが多いです。

リハビリテーションでご利用いただいている利用者さんは、理学療法士と共に「あのお店まで歩いて行きたい!」という目標を立てました。

屋内歩行からはじめ1年近くかかりましたが、先日目標としたお店まで歩行機を使用していくことができました。

訪問看護では個人の目標に合わせた個別性の高いリハビリテーションを実施することが可能です。

当社では、利用者さん一人一人が望む生活ができるよう、しっかりとお話を伺い利用者さんと一緒に目標を立てることを大切にしています!

事例その4 「一人暮らしでも家で最期まで暮らしたい」

一人暮らしの方がご病気になった場合、ご自宅で過ごすのは難しいと考える方がほとんどだと思います。

以前当社にご相談いただいた利用者さんも、同じように一人暮らしでした。

癌末期の診断がされており、疾患の影響により歩行困難となっていました。

その方の希望は、「一人暮らしでも家で最期まで暮らしたい」というものでした。

すぐに訪問看護のスケジュールを組み、1日2回毎日定期的に訪問することにしました。

そのほかヘルパーさんの介入も開始され、ヘルパーさんと綿密に連絡を取り合い利用者さんが1人になる時間にも安心して過ごすことができるようベッド周辺の環境を整え介助方法を共有しました。

定期的にサービスの介入があることで、利用者さんの状態変化時には訪問看護へ連絡をいただくことができ緊急対応も迅速に行うことができました。

その結果、利用者さんは一人暮らしでも在宅で生活することができ、担当した看護師やヘルパーさんに見守られながら「最期まで家にいたい」という希望が叶いました。

このように、訪問看護では複数回や連日の訪問も可能です。

私たちは、利用者さんの「こうしたい」を叶えたいと考えています。

可能な限り対応させていただきますので、ぜひご相談いただければと思います。

まとめ

 

今回は、訪問看護に相談していただいた事例をご紹介しました。

「こんなことできるのかな?」と疑問に思う場合には、ぜひ一度ご連絡ください。

訪問看護のサービスの形で、可能な方法をご提案させていただきます。

そのほかにも、訪問看護の制度やサービス内容などお気軽にお問い合わせください。

ご相談お待ちしています!

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