代表餅田のブログ

第9期日本看護サービス経営方針/中長期経営計画

第9期(2022年度)株式会社日本看護サービスの経営方針について

当社は、3カ年を中期計画として位置づけ、毎年見直すことで事業運営を継続的に発展するように計画しております。

第1期 中期経営計画:2014年6月~2017年5月
第2期 中期経営計画:2017年6月~2020年5月
第3期 中期経営計画:2020年6月~2023年5月(←現在ここ!)

地域に密着して地道に運営していく事業のため、大げさな計画は立てる必要はありませんが、帰りたくても帰れない入院患者さんの現状から、もっと在宅で出来ることを広げていく必要性があります。誰もが安心できる在宅医療を定着させるために、そして、サービスを提供する看護師が、より自律して仕事ができる環境を構築することが当社の役割だと認識して、長期的な計画を見据えて行動します。

1. 社是

自主自律

2. ビジョン

  1. 地産治生の無限の看護をめざす。
  2. 生活の場を支え、その地域で生まれ死ねる環境をつくる。

3. 経営理念

人生の宝は、健康である。健康とは、病気にならないことではない。どのような状態であろうとも自分自身で自分の身体を労わる事が出来るように、我々は支えあう事をモットーに、健康や福祉や教育に関わっていく。

4. 第9期経営方針

会社の9期目は、第3期中期経営計画の中期(3年目)です。
第3期中期経営計画は、下記の3項目です。

  1. 拠点数   10拠点
  2. スタッフ数 60名
  3. 売上高   3億円

第2期中期経営計画の「安定して揺るがない組織づくり」は、現状では、ほぼ完成に近づきましたので、第3期中も地道に継続活動しております。経営者・管理者に依存することなく、誰もが自律して行動できる組織は作り上げられたと自負しております。時期が来ればいつでも次世代につながるように。

上記の計画を達成するためには、ビジョン発信を強化し、一緒に働いてくれる仲間を募り、共に歩んでくれるスタッフを増員することです。現スタッフからの紹介率50%、ホームページを見て共感して応募者50%を想定して、2023年度中に上記計画数を達成できるように進めていく予定です。

2023年4月までに、現在、新規で事業所設置を3箇所計画をしております。すべて、代表の餅田の縁によるもので、在宅医療・地域医療に興味がある志高い関係者ばかりです。

訪問看護の業界は、地域によっては既に市場が飽和している状況があります。しかしながら、事業休止や倒産も多い業界です。90年代、2000年初頭に訪問看護を立ち上げた小さな事業が多く、後継者不在にて世代交代出来ずに閉鎖される事業所も多いでしょう。わたくしども、日本看護サービスは、お互いが無理することなく、事業継続が可能なモデルを模索して地域に必要不可欠な展開を追求します。

訪問看護の現状とこれから2021年版(公益財団法人日本訪問看護財団)にあるように、当社でも「訪問看護アクションプラン2025」を課題認識し、地域に根ざした事業所になるよう努力します。

2022年7月7日
株式会社日本看護サービス スタッフ一同