第8期(2021年度)株式会社日本看護サービスの経営方針について
当社は、3カ年を中期計画として位置づけ、毎年見直すことで事業運営を継続的に発展するように計画しております。
第1期 中期経営計画:2014年6月~2017年5月
第2期 中期経営計画:2017年6月~2020年5月
第3期 中期経営計画:2020年6月~2023年5月(←現在ここ!)
地域に密着して地道に運営していく事業のため、大げさな計画は立てる必要はありませんが、帰りたくても帰れない入院患者さんの現状から、もっと在宅で出来ることを広げていく必要性があります。誰もが安心できる在宅医療を定着させるために、そして、サービスを提供する看護師が、より自律して仕事ができる環境を構築することが当社の役割だと認識して、長期的な計画を見据えて行動します。
1. 社是
自主自律
2. ビジョン
- 地産治生の無限の看護をめざす。
- 生活の場を支え、その地域で生まれ死ねる環境をつくる。
3. 経営理念
人生の宝は、健康である。健康とは、病気にならないことではない。どのような状態であろうとも自分自身で自分の身体を労わる事が出来るように、我々は支えあう事をモットーに、健康や福祉や教育に関わっていく。
4. 第8期経営方針
会社の8期目は、第3期中期経営計画の中期(2年目)です。
第3期中期経営計画は、下記の3項目です。
- 拠点数 10拠点
- スタッフ数 60名
- 売上高 3億円
第2期中期経営計画の「安定して揺るがない組織づくり」は、現状では、ほぼ完成に近づきましたので、第3期中も地道に継続活動しております。経営者・管理者に依存することなく、誰もが自律して行動できる組織は作り上げられたと自負しております。時期が来ればいつでも次世代につながるように。
上記の計画を達成するためには、ビジョン発信を強化し、一緒に働いてくれる仲間を募り、共に歩んでくれるスタッフを増員することです。現スタッフからの紹介率50%、ホームページを見て共感して応募者50%を想定して、2022年度中に上記計画数を達成できるように進めていく予定です。
しかしながら、時代はwithコロナ。無理すること無く、自分たちが満足いくスタイルを曲げること無く、精進していければ良いと考えています。
訪問看護の業界は、雨後の筍のように、新規設立の障壁が低く、参入がしやすい市場です。常勤換算:看護師2.5人がいれば、初期投資も少なく起業が可能です。しかしながら、事業休止や倒産も多いです。ナレッジテクノロジストとしての看護師が活躍しやすいフィールドが必要です。当社は、この働きやすい環境を追求し、そして、マイナース制の良い部分を磨き上げて、揺るがない仕組みと追求します。
訪問看護の現状とこれから2021年版(公益財団法人日本訪問看護財団)にあるように、当社でも「訪問看護アクションプラン2025」を課題認識し、地域に根ざした事業所になるよう努力します。
2021年7月7日
株式会社日本看護サービス スタッフ一同